ブログ

馬の毛色いろいろ

馬の色、知っていますか?

ホロシリ乗馬クラブには、現在は19頭の馬がいます。1頭(中間種)以外すべてサラブレッドです。サラブレッドの毛色には栗毛・鹿毛・黒鹿毛・芦毛などがあります。
「芦毛(あしげ)の馬が好き~♪」なんて聞いたりしますよね。

馬には健康手帳があって、それぞれの毛色や父母の名前(血統)が記載されています。
毛色?わからなーい!という方の為に、例を上げて説明します!

栗毛【くりげ】

栗毛は、胴体だけじゃなくタテガミや足まで茶色の馬の事。
例:ダイワテキサス号(右の馬です)↓
放牧地のダイワテキサス

鹿毛【かげ】

胴体は茶色ですが、タテガミや足が黒いのが特徴です。足元まで見て、見分けてね!
例:フォーカルポイント号↓
厩舎の前のフォーカルポイント号

黒鹿毛【くろかげ】

全体的に黒みがかった色をしています。よく見ると茶褐色の部分もあります。鹿毛や黒鹿毛など”鹿毛”が付く毛色は、見た人間が判断して生まれた時に登録されています。そのせいか、暗い色の鹿毛と黒鹿毛の見分けがわかりにくいことも。
例:メイショウトウコン号(左の馬です)↓
桜雅とマイネルボウノット
右の馬はマイネルボウノット号!青鹿毛です~。違いがわからないですね・・・。

青鹿毛【あおかげ】

上記の黒鹿毛よりも、褐色部分が少なくて黒っぽい毛色の馬です。鼻の所とかが、言われてみれば黒いような・・・。
例:マイネルボウノット号↓
マイネルボウノット号ときゅうちゃん

青毛【あおげ】

青みがかるほどの黒い馬。黒鹿毛のように見えることもありますが黒鹿毛と違うのは、青毛の血統からしか生まれないと言われている所です。鹿毛は多いですが、青毛は少ないです。
例:プライドエンブレム号↓
プライドエンブレム号

芦毛【あしげ】

生まれた時には黒かったり茶色だったりする毛色が、年齢を重ねていくと白い毛が多くなる馬です。白くなっていくスピードには個体差があります。生まれた時から真っ白の馬は、白毛(しろげ)という別の色で、とても珍しいです。芦毛と白毛の見分け方は、目の周りや口元の毛が薄い場所の色です。肌色が黒いのが芦毛、肌色がピンクなのが白毛です。※ホロシリ乗馬クラブには白毛はいません。
例:クーリンガー号↓
クーリンガー号
芦毛は、真っ白になる前には斑点があったりします。
例:少し若い時のコア号(現在はほとんど白です)↓
昔のコア号

どうでしたか?
毛色を知らなかった方は、見分けられるようになりましたか?
好きな色の馬だけでも覚えてみてくださいね(^o^)♪